商品先物取引の基礎知識をご紹介します。
通常、取引というものは、取引をするときに代金と商品を交換する、現物取引があたりまえです。
商品先物取引は、将来のある時期において商品を売買する契約をする取引です。
商品先物取引では、契約の時期と実際の商品の交換の時期が違います。
たとえば半年後に1kgの金を200万円で売ったり買ったりするという風に取引します。
商品先物取引が行なわれるわけは、価格変動によるリスクを減らすため、公正な価格形成をするため、資金運用手段とするためです。
商品先物取引は、総約定代金の5〜10%の証拠金を預託すれば取引することができる、ハイリスク・ハイリターンな取引になります。
納会日に希望すれば商品を受取ることもできますが、それまでに最初の取引とは反対の取引(売ったのなら買う・買ったのなら売る)をすれば、差金決済だけで、商品を受取らずに取引終了となることもできます。
利益を得ることができるのは、価格が上がる時だけでなく、下がるときもです。
商品現物を扱っている業者にとっても、現物の取引と同時に先物取引をすることで、価格変動のリスクを避けることができます。
商品先物取引では、取引の担保に、総約定代金の5〜10%の証拠金を預託しなければいけません。
証拠金には、いくつかの種類があります。
取引本証拠金は、新規に取引をするときに必要な証拠金です。
取引追訴証拠金は、計算上の損失が取引本証拠金の基準額の半額以上になったばあい必要になります。
取引定時増証拠金は、納会日が近づいて、一定期間を迎えた場合に必要です。
取引臨時増証拠金は、相場の変動が激しい時、臨時に必要な証拠金のことです。
取引受渡証拠金は、商品の現物を扱う業者が受渡しで決済を行なう時に必要になります。
商品先物取引の市場では、取引の単位を「枚」といいます。
ですが、通常は呼値と呼ばれる小さい単位で売買されます。
たとえば、金1枚は1kgですが、呼び値では1g単位で価格をつけられます。
呼び値に付けられる価格が約定値段です。
商品によって取引単位は違いますから、取引単位を誤解してしまうと、損益計算が間違ってしまいます。