先物取引のいろいろな種類をご紹介します。
日本の公設先物取引には、いくつかの種類があります。
商品先物取引、金融先物取引、国債先物取引、株価指数先物取引です。
先物取引に取引システムが似ているものに、外国為替証拠金取引(FX)があります。
ですが、外国為替証拠金取引は、直物為替先渡取引であって、先物取引ではありません。
よく知られている先物取引は、商品先物取引(商品取引)です。
これは、農産物や鉱工業材料などの商品を、将来の決まった日時に一定の価格で売買することを現在の時点で契約する取引のことです。
本当は、価格変動リスクを管理するための手段なのですが、多くの場合、投機手段として利用されています。
金融先物取引は、金融派生商品(デリバティブ)の一つです。
価格や数値が変動する、金融商品や金利などを、将来、ある価格で売買することを契約した取引のことです。
決済日には、現物を現金で決済するデリバラブルと、現物との価格差で差金決済するノンデリバラブルがあります。
金融先物取引は、証券取引所や金融先物取引所に上場されています。
金融先物取引も、本来は価格変動の影響を避けるための手段です。
ですが、現物との価格の違いを利益とする、裁定取引というものがあります。
先物の決済日には、先物価格と現物価格が同じになります。
そのため、ある先物の理論価格が現物より安くなっていたら、現物を売って先物を買い、先物の決済日に反対のことをすると利益が得られるというのが、裁定取引です。
金融先物取引には、国債先物取引、金利先物取引、株価指数先物取引などの種類があります。
株価指数先物取引は、金融先物取引の一つで、株価指数の先物取引のことです。
日本では東京と大阪の証券取引所で取り扱われています。
どちらの証券取引所でも、3・6・9・12月の限月の中で近いもの5つほどが取引されています。
限月の第二金曜日の始値で差金決済が行なわれます。