先物取引はどういうものかというご説明です。
先物取引とは、価格や数値が変動する商品や指数について、未来の売買である価格での取引を保証するもののことをいい、デリバティブ(派生商品)の一つです。
売買の当事者が期日を決めて全量を渡すことを契約する、先渡し契約とは違います。
先物取引は、市場が取引最終日を決めて、その日までに反対売買によって差金決算をするのが特徴です。
ものによっては、現物の受渡しで代替することを認めているものもあります。
先物取引の反対語には、現物取引や実物取引があります。
先物取引は、本来、価格変動の影響を避ける手段として利用されるものです。
ですが、価格変動を利用して利益を得る、投機取引(スペキュレーション)という取引があり、変動した価格の差額を利益として得ることができます。
差額が利益になる場合は、今後の価格の上昇を予想して商品を購入したら、実際に相場が上昇して売った場合と、価格の下落を予想して商品を売り、実際に相場が下落してから商品を買い戻した場合です。
先物取引では、現物を持ち寄らずに取引を行なうため、市場で行なう取引より大規模な取引ができます。
そのため、商品を取引する、世界的な価格指標ともなっています。
先物取引の特徴に、証拠金取引制度があります。
証拠金取引では、購入したり売却したりする先物が表示する原資産価額の全額でなく、市場が指定する一定額の証拠金を担保にして取引することです。
先物取引市場は、実物市場での価格変動を回避するための保険として設けられているため、証拠金には実物の価格変動に見合う保険金という意味合いがあります。
反対売買のときには、差し入れた証拠金の差額調整によって決済され、取引所が設けていた価格変動幅を越えた価格変動が起こった場合は、証拠金は清算機関に差し押さえられる上、強制決済または追加保証金を納めなければいけなくなります。